~親に会えない子供をなくそう~
世界のスタンダード、共同親権をぜひ日本にも!

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2つの理由

僕がこのチャレンジをやろうと思い立った理由は2つあります。
1つは、人生の折り返し点を迎えた男が身を以て「情熱があれば人間いくつからでもチャレンジできる」ことを証明したいという気持ちから。そしてもう1つは、当事者の一人として「ある問題」をより多くの人に知ってもらいたかったからです。

「親子引き離し問題」と「共同親権」について

現在この日本には会いたくても会えない引き離された親子が毎年一万組以上の割合で増加し続けています。
主な理由の1つは離婚による片親の親権喪失で、それにより同居して親権を持っている親が子供をもう一方の親に会わせない事態が多数発生しています。
本来子供は親に自由に会えるのが当たり前であり、会うのは当然の権利です。ただ実際には、親権を持っている親が相手側に会わせることに否定的な場合、子供は幼くてまだ意思をはっきり主張できなかったり、気を使って会いたいと言い出せなかったりし、結局「会わせたくない」という大人の意見が押し通るという事例が数多くあります。
そのような状況下では、子供は両親から愛されているという実感を十分に得られません。

一方海外を見てみると、離婚したからといってどちらか一方の親権が失われることはなく、そのまま共同親権とする国が一般的、というよりほとんどです。
北アメリカ、ヨーロッパ、南米、オセアニアなどの各地域を見ても、ほぼ全ての国が共同親権制度を採用しています。

- 共同親権とは -

ただもちろん諸外国が採用しているから無条件に良い、ということではありません。この共同親権という制度のデメリットとしては、親権者が複数になるので意見が別れると大変だったり、親同士の住んでいる距離が離れている場合の子供の行き来が大変だったりなどがありますが、子供と親との引き離しが多発している日本の現状を考えればメリットの方がずっと大きいと考えます。
実際に共同親権の国々を見ても、親権を取りあうことで最初から対立構図になりがちな日本に比べ、両親お互いが子供の成長を見守っていくということで協力的になる傾向があるようです。

僕には幼い息子がいるんですが、離婚時に親権を失っています。息子は月に一度こちらの家に泊まりに来るのをとても楽しみにしていましたが、親権者であるその母親の意思によって現在会えない状態にあります。
もちろん個人的にもいろいろと手は尽くしていますが、根本的には法律が変わりらない限り、この日本で同じようなケースはいくらでも増えていきます。僕は親に会えない子供をなくすためにも共同親権制度の採用が必要だと考えています。
残念ながら今の日本では共同親権という言葉はもちろん、親子引き離しの問題そのものがまだ広く認知されていないのが現状ですが、今回のチャレンジを行うことで一人でも多くの人に興味をもってもらい、それを通じて少しでもこの問題を周知できればと思っています。

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